にっきっ記

気軽に書いてる日記です。お気軽にどうぞ。

一歩、外へ。

人と関わるうえで思ったことがあるので、書こうと思う。

僕の中には、いつも色んな気持ちがある。

ざっくり描くと、たとえばこんな感じ。
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自分の中にある、混沌とした気持ちを丁寧に見つめ、受け入れていくことで、自分と気持ちの間にちょっと距離が生まれ、自分の気持ちに無自覚にふりまわされている状態から、自分の中にあるものが整理されて腑に落ち、新たに歩き出せるフラットな状態になるのだ。

近しい人に気持ちを聴いてもらったり、思ったことを日記を書いたりすることを通じて、僕はずいぶん自分に正直になり、自由になったと思う。




しかし!
正直が大事だからって人と接する時、このありのままのボワァ~っとした気持ちを羅列しても相手に分かりやすく伝わらなかったり、自分の気持ちを正直に言うことで相手をキズつけてしまったりするのです。相手がカウンセラーならともかく、フツーの人に対してこれをしても真意は伝わりづらいのです。

元気な自分でいるために自分に正直なのはとても大事なこと。でも、普段人と関わるうえでは、どうしたら相手と気持ちよくいられるかをふまえたうえで、自分の中にある一部の気持ちにのっかり、エネルギーをもってそれを打ち出していくことが同じくらいとっても大事なことだと思うんだ。

目の前に不安な人がいたら、相手はきっとそのことに気をとられて疲れてしまうだろう。
関係や場にフィットした気持ちに「正直に」のっかり、それを意識的に打ち出すことはリードや支援や健全な場づくりのための大切な核心だと思った。

人間を味わって、大人になっていくのだあ。