いぇす!
早く目が覚めてしまった朝。
起きぬけなのに、意識はえらくはっきりしている。
布団をかぶって天井を見上げつつ、僕はなぜか自分の死というものを意識してしまうのだ。
「死んだら僕はどうなってしまうんだろう」と考える。そして、やっぱり怖くなる。
自分の身体に意識を向けると、心臓の鼓動によってエネルギーが湧きあがり、循環してくるのがわかる。どうやら、これが、生きているっていうことなのだ。
あと40~50年もすれば、100%の確率で、弱っていって死ぬってことは分かってるのだ。
じゃあせめて僕に出来ることは、「いずれ死ぬんだってことをハッキリと認めて、この湧きあがってくるエネルギーをいい具合に出していく」っていうことじゃないかね。
自分のエネルギーをどういう具合に出すかっていうことに関しては、僕は大統領なのだ!
いぇす!!