命名
喧嘩したときには腹が立って、相手の悪いところを責めたくなるものだけれど、ふと相手の立場になって考えてみると、相手の方にも、もっともな道理がある。
相手の立場に寄り添うことで「なんでアンタはこんなことしたんだ!」から「あぁ、それはタマランなぁ。」に変わる瞬間がある。
状況は同じだけれど、視点を変えることによって、生まれる気持ちが変わったのだ。
自分の立場から、相手の立場になる時には越えなければならない壁があって、その壁のことを、僕は先日「共感の壁」と名付けました。
共感の壁を越えることを阻むものはいくつかあって、プライド、恥、怒りなどが主です。
共感の壁を越えた後は、心がガラッと変わります。
ちょいと勇気を出して、そんな気持ちを相手に伝えると、相手とやさしい関係を作ることが出来ます。そしてまた、自分から相手にやさしくすることが出来た器の大きい自分に酔うことが出来ます。これはナルシズムです。自分のゴキゲンをとり、自家発電していくうえではこのナルシズムは大変重要な役割を持っているのです。
うんこ!