にっきっ記

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Sister Act

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天使にラブソングを」を久々に見たけど、あれすごいうまい映画だなあ!と思う。

天使にラブソングを」とは1990年代のアメリカ映画。ギャングの殺人現場を偶然目撃してしまった歌手が修道院に身を潜める。修道院聖歌隊を指導していくことになった彼女は、形式的でド下手だった隊を、型破りでエネルギッシュなものへと変えていく、というストーリー。とてもハッピーな映画。ウェンディ・マッケナが超かわいい。

この手の映画は、一歩間違えばものすごく野暮で、「はいはい」みたいなものになってしまうだろうけども、これはうまいなぁ、と感動した。

桂文珍は、エンターテイメントを「喜怒哀楽を人工的に作り出すこと」とズバリ言い切っていた。それは的確だと思う。

「いかに観客の心を動かすか」あんまり嘘っぽいと白けちゃうし、あんまり間延びしてると退屈だし、焦らすことで得られる感動もあるわけだし。それをいかに上手に混ぜ合わせて、一つの作品にするかというのは、ものすごく難しいものだと思う。

キャストが同じというので続編、「天使にラブソングを2」も見てみた。

こっちも、役者もスタッフも気合い入れて作っている。そしてストーリーをかなり詰め込んでいる。というか詰め込みすぎている。全部やろうとすると大長編になってしまうため、不要なシーンをカットしまくったであろう編集作業が伺われる。観ていて、残念ながら観客の心は置いてかれちゃうように感じた。映画の内容よりも制作の裏側を想像させられる作品。「やっぱり映画作るのって大変ですよねえ」と思ったよ。