まあまあ、秋ですし。
人間というのは自分が信じられるもののために命を燃やしたい生き物みたいです。好きな人にはチョコあげたいし、好きな歌手には手拍子やコールをしたいのだ。
逆に、自分が信じることが出来ないもののためにエネルギーを使うというのは、とても屈辱的なことです。好きでもない歌い手に合わせて手拍子をさせられるとか、まがい物を買わせられるとか、嫌いな人に従わせられるとかいうのは、いずれもとても屈辱的なことです。
しかしこの屈辱も、中毒になってしまう場合があるので注意が必要であります。居心地悪い人間関係をずーっと続けてしまったり、やらされることに慣れて自分のやりたいことが分からなくなっているけれども、その関係を変えるのが怖くなってしまったり。
力から逃れるということは自分の中に覚悟を持っているということです。力よりも先に、覚悟が必要です。