にっきっ記

気軽に書いてる日記です。お気軽にどうぞ。

へいへい、アレックス

ねぇ 仲間たち ねぇ 大人たち

僕たちの誤ちを 大地は知っているよ

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映画『カンタ ティモール』で子供たちを率いてギターを弾いていたアレックスが、先日死んでしまったらしい。なぜ死んでしまったかは分からないけれど、とにかく死んでしまったらしい。

『カンタ・ティモール』とは東ティモールの独立に立ち向かった人びとを描いた作品。民衆を、殺戮と暴力と恐怖で縛りつけようとしたインドネシア政府に対し、反政府の人々は立ち向かう。それも、非暴力で。自分の家族や友人を殺した軍の人々を捕え、ひたすら説得する。武器も拳も使わない。ひたすら口説く。こんな信じられない方法で独立の輪を広げ、おびただしい数の犠牲者を出しながらも、遂には独立に至るのであった。

圧政の中、軍の目をかいくぐりながらギターを弾き、暗喩だらけの歌を歌い、自分たちの思想を広めていったのが、アレックスその人である。

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アレックスの言葉

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自分の信じるもののためになら命も捧げる。 たとえ死んでも信じ続ける。これは強い。

今日は母ちゃんの誕生日。

おめでたい一方で、またひとつ歳をとる。

アレックスは死に、僕も母もみんなも、死に一歩ずつ近づく。

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おそれないでいいぜ、おそれないでいいぜ。

僕らには大地がついているぜ。

夜空の星がついてるぜ。

やまやーま やーまやーま

里芋の美味しい食べ方

1 皮を剥いてふかして柔らかくする。

2 素揚げする(片栗粉つけてもok)。

3 揚げた後、だし醤油に絡め、味をつける。

4 炊いたご飯と混ぜ合わせる。(出汁で炊いた炊き込みご飯だと最高。でもなかったら普通のご飯でok。その場合塩を振ると良い)

5 超うまい。

出しておくれ 出しておくれ




人間は、のべ何人いるんだろう。のべと言うのは、今まで死んでしまった人も含める、という意味ね。何兆、何京、もっといるかなあ。 




 とにかく、今までとんでもない数の人生がある。で、みんな、僕って何者だなんだろう、あたしって何なんだっけと考える。ある人はそのことばかり長ぁく考えているし、ある人はフッと頭をかすめる程度かもしれない。で、結局みんな分からない。自分が何者なのか、考えても分からない。宗教、すなわち考えることの出来る次元に物や命に意味づけをするとか、それを信じる信じないという話じゃなくてね。ともかく、人間、ただ1人の例外もなく、自分が何者なのか分からないまま生まれ、生き、死んでいく。


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 寝起きの頭はイヤにすっきりして、今生きているこの瞬間が、えらく途方もないもののような、ずっと親しみのあるもののような、そんな気がして、たとえ夜中だろうと、ドライブにでも行きたくなっちまうのさ。




ヘイ、気分はご機嫌かい

10月のある晴れた朝、ペダルを漕ぐ。

じっとしていると肌寒いけれど、ペダルを漕いでいると寒さはどこかへ行ってしまう。

まだ力強さの残る陽射しが、肌と服との間の空気を温めて、それが僕にまとわりつく。ハンドルを握る手は、風に当たって冷たいけれど、体はもわっと暑苦しい。走りながら袖をまくる。

県道53号線から有間ダム方面に入ると、そこから一気に勾配は増す。上り坂だ。右手に武州世直し一揆の壁画、左手に売店やませみ、さわらびの湯へ通じる広場を見送りながら、なおも坂道を上る。左右には杉林。日陰にもかかわらず、朝の光は、林やアスファルトに描かれた路側帯の線や制限速度の数字を青く浮かび上がらせている。

坂を登りきると景色が開ける。ここは有間ダム。ダムによって出来た湖は、その名を名栗湖という。

こんな朝早くからおっちゃん達は釣りをしているし、クマタカを狙ってカメラを構えてるおっちゃんもいる。が、不思議とおばちゃんは1人もいない。

湖をぐるりと一周廻って、売店やませみでオレンジムースを食べて帰路につく。帰りはつーっと下り道。行きはひいひい帰りはよいよい。

ご機嫌な1日のはじまりなのだ。

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